チハの架空国家2(再建)

オーストラリアが属していたイギリス社会主義人民共和国連合は孤立を深めた結果、地球連邦やパンアジア連邦といった諸外国との戦争で敗北し、解体された。ブリテン島が地球連邦により陥落後、オーストラリアにはパンアジア連邦軍が上陸。戦意を喪失していた当時の現地政権はさしたる抵抗をせずに降伏した。戦後は暫定政権を介してパンアジア連邦による軍政が敷かれていたが、ラングーン条約によりオーストラリア民主共和国として主権を回復した。

立法府として「代議院」という一院制の議会が存在する。選挙は3年に1回行われ、小選挙区制が採用されている。議席数は300。
議会は内閣に対する不信任決議の権限を有する。

政党名	主義主張	与党/野党
民主共和党	新自由主義、対外関係は現状を維持	与党
社会民主党	社会民主主義、対外関係はラングーン条約の破棄によるパンアジア連邦との同盟解消を主張	野党
統一戦線	サンディカリスム、対外関係は非同盟中立を主張	野党
進歩党	無政府主義、対外関係は全ての国との断交を主張	野党
真理党	キリスト教原理主義、対外関係はラングーン条約の見直しを主張	野党

行政府としての「内閣」は、議会の信任により成立する。議会多数派が内閣を構成し、内閣は議会に対する解散権を有する。議会において内閣不信任が可決された場合、30日以内に内閣総辞職するか議会を解散するかしないとならない。

最高裁判所が存在し、裁判官は内閣によって指名・任命される。最高裁は違憲立法審査権を有する。

同盟国。ラングーン条約に基づき我が国のGDPの3割相当額をパンアジア連邦へ毎年度献上し、また我が領内にパンアジア連邦人民軍が駐留している。また、パンアジア連邦はポートヘッドランドを我が国から無期限租借している。

正規軍としてオーストラリア民主共和国国防軍が存在する。完全志願制。

3万人の兵力を擁する。

1万5千人の兵力を擁する。フリゲート艦4隻、駆逐艦3隻を保有する。

5千人の兵力を擁する。第4世代戦闘機「トーネード」を40機保有する。

民間軍事会社。退役軍人が多数就職。

旧英連合時代から主に自動車産業が盛んであり、また科学技術も発達していた。豪州は比較的戦争被害が少なかったため、戦前の産業や技術が健在であり継承されている。

事実上の自由市場経済を採用している。

コンピュータといった電子機器や自動車の生産が盛んである。

牧畜が盛んであり、羊毛や牛肉が主な産品である。

鉱物資源が豊富であり、鉄鉱石、ボーキサイト、チタン、ウラン、金、オパールが採れる。

ARM	電気機器	民営
インテル	CPU、MPU、半導体素子	民営
PSION	コンピュータ	民営
RealTek	IC設計・販売	民営
AMD	半導体	民営
ベントレー	自動車	民営
シボレー	自動車	民営
フォード	自動車	民営
ホーカー・シドレー	航空機	民営
オーストラリア・エレクトリック	航空機、電機	民営
フォーテスキュー・メタルズ・グループ	鉄鋼	民営
ARTC	交通	国営
カンタス航空	空輸	国営