最終更新: mishel_leon26 2022年09月11日(日) 20:43:07履歴
シリア評議会共和国は、歴史的シリア地域を領域とする人民共和制国家である。ユーラフリカ連邦に加盟している。
国家元首 | サラーフ・ジャディード大統領(ASRP) |
中央執行評議会議長 | カリード・バグダーシュ(SKP) |
通貨 | ユーロ |
公用語 | ドイツ語、フランス語、アラビア語シリア方言 |
首都 | ダマスクス |
総人口 | 2500万人 |
国歌 | インターナショナル |
国の標語 | 奴らを通すな、我らは通るぞ! |
国家方針 | 人民共和制、人民社会主義 |
工業力 | 小規模 |
選挙 | 3年ごと |
宗教 | 世俗主義、キリスト教10%(東方典礼カトリック2%、ギリシャ正教6%、その他2%)、イスラーム74%(イスマーイール派2%、十二イマーム派6%、スンナ派65%、アレヴィー派1%)、アラウィー11%、ユダヤ教2%、その他1%、無神論者又は不可知論者又は無宗教者2% |
核兵器の保有 | なし |
議会制度 | 人民議会のみの一院制 |
議会勢力 | シリア人民戦線(500) |
モザイク国家だが隣国レバノンと比べて対立は少ない。旧フランス領の時に軍と警察はアラウィー派、官吏と法律家と大学教授はキリスト教徒、銀行幹部はユダヤ人、山岳行政官はアレヴィー派、都市行政官はイスマーイール派、税吏は十二イマーム派、などと少数宗派を登用する分割統治が行われ、無神論者が多い共産党やアラブ社会主義復興党などが主導して独立したため、宗教的少数派と世俗派が連携してスンナ派保守派を抑える形になっている。
共和国大統領は共和国の国家元首であり、国家を内外に代表する。中央執行評議会議長を任免する権利を持ち、中央執行評議会とともに行政権を行使する。人民の直接選挙によって選出され、任期は5年。再選は禁止されている。
共和国中央執行評議会は、人民議会の議決に基づいて行政を執行する機関であり、その成員は人民議会より選出される。共和国の最高執行機関である。大統領が評議員の中から議長を指名し、解任する。又、人民議会から執行評議会不信任を決議された際も、評議会は総辞職する。総辞職後再選出までの間は人民議会で全てを議決する。
共和国の立法府で国権の最高機関。厳正拘束名簿式比例代表制で選出される。任期は3年。立法権と施政方針決定権などの行政権大綱を握っている。中央執行評議会評議員を選挙するほか、中央執行評議会議長就任同意権、共和国大統領弾劾権、中央執行評議会不信任決議権など権力は強大。総議員の5分の1の要請・賛同によって、一度決議された議案の再審議が行われる。
シリアの政党は、「労働者階級を代表する公認政党」のみ存在している。政党の権限はあまり強くなく、選出基盤の人民の意見が重視されている。
公認政党の詳細は以下の通り。
公認政党の詳細は以下の通り。
党名 | 略称 | 代表者氏名 | 会派名 | 議席数 | イデオロギー | 備考 |
アラブ社会主義復興党 | ASRP | サラーフ・ジャディード | シリア人民戦線 | 205 | アラブ社会主義、汎アラブ主義、世俗主義、マルクス=アフラク主義 | バアス党左右両派が統合。 |
シリア共産党 | SKP | カリード・バグダーシュ | シリア人民戦線 | 160 | マルクス主義、人民共和制 | シリア独立革命を主導した。 |
シリア人民社会党 | SPSP | サミュエル・ハッターブ | シリア人民戦線 | 15 | 社会民主主義、人民共和制 | 穏健左派政党。 |
アッシリア人民党 | ASPP | ユアンナ・ハッサ | シリア人民戦線 | 2 | 人民共和制 | アッシリア人の権益擁護。 |
クルド労働者党 | KLP | タリーク・ハーフィズ | シリア人民戦線 | 2 | 人民共和制、社会主義 | クルド人の権益擁護。 |
アルメニア革命連盟 | Dashnak | アルベルト・コチャリャン | シリア人民戦線 | 1 | 人民共和制、社会主義 | アルメニア人の権益擁護。 |
シリア社会民族党 | SSNP | サダト・ハッダート | シリア人民戦線 | 65 | 民族共和派、民族社会主義、世俗主義 | 大シリア主義を掲げレバノン併合を唱える。 |
農民党 | PP | ムハンマド・ダルウィーシュ | シリア人民戦線 | 30 | 農本主義、世俗主義 | 非スンナ派農民や世俗派のスンナ派地主から支持を受ける。 |
自由党 | LP | アントン・サアーデ | シリア人民戦線 | 20 | 自由主義、世俗主義 | SSNP自由主義派が分党する形で結成。 |
アラブ人が85%を占める。他にクルド人、アルメニア人、アッシリア人、サマリア人、シリア人、フランス人、イタリア人、ユダヤ人、トルクメン人など。
アラビア語シリア方言が広く通用し、アラビア文字とラテン文字で表記される。フランス語、イタリア語、ドイツ語が幅広く通用する他、シリア語もキリスト教徒を中心に理解される。
アラビア語シリア方言が広く通用し、アラビア文字とラテン文字で表記される。フランス語、イタリア語、ドイツ語が幅広く通用する他、シリア語もキリスト教徒を中心に理解される。
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