チハの架空国家2(再建)

第三次バルカン戦争を経て、1981年に成立。

バルカン戦争後、バルカン半島を統一してほぼ旧東ローマ帝国の領域を有しているが、政府は選出されず、東欧民連政府などを母体とする革命政府派が独裁権を掌握している。

略称	国名	首都	大統領	人口	民族	宗教
.HR	ヘレネス人民共和国	アテネ	ソフィア・パレオロゴス	8,500,000	ギリシャ人90%	ギリシャ正教会
.ÖE	東ヨーロッパ自治領	ヴァルナ	ウラジーミル・プレハーノフ	30,000,000人	ルーマニア人、ブルガリア人など。	正教会
.AN	アナトリア人民共和国	イスタンブール	セーフィク・ヒュスヌ	不明	トルコ人、クルド人など。	正教会、イスラームなど。
.JS	ユーゴスラヴィア人民共和国	ベオグラード	ミロヴァン・ジラス	不明	南スラヴ人、マジャル人など。	正教会、カトリックなど

政体は人民共和制。ドイツ語で「レーテ」と呼称される直接民主型の議会を基盤とし、労働者の利害を追求しながら社会を発展させる、人民社会主義を国の基礎に位置付けている。
元首は連邦主席で、人民の直接選挙によって選ばれる。行政府として最高執政評議会があるが、あくまで純粋な執行機関であり、立法や方針決定権としての行政権は人民議会が握っている。

連邦主席は共和国の元首で、人民の直接選挙によって選出される。任期は5年で3選禁止。最高執政官を兼務する。最高執政評議会員たる執政官の任命を拒否する権限があり、拒否した場合は連邦議会の中から新たな人物を任命する権限がある。
主席としての職務は儀礼的なものが中心で、大使の信任や外国公使の信任状受け取り、連邦議会の決定による恩赦の発令や憲法の公布など。
連邦議会から弾劾された場合、21日以内に辞職しなければならず、辞職すれば再選挙に出馬できるが辞職しなければ失職となり、以後の主席選挙には絶対に出馬できない。
連邦主席が空席の場合、最高執政官がその地位を受け継ぐ。この場合は任期無制限。(1986年改正)

連邦の行政府。連邦議会で決定された施政方針に忠実に従い、細部の調整のみを取り仕切り、行政を執り行う。
最高執政評議会の代表たる最高執政官は他国の首相や人民委員会議長に相当し、連邦主席が兼務する。閣僚に相当する、最高執政評議会員たる執政官は連邦議会議員から選挙されるが、連邦主席の同意がなければ就任できない。連邦議会で評議会員不信任が決議された場合、当該評議会員は辞職しなければならない。

連邦の立法府(下院)で国権の最高機関。共和国別議席配分型厳正拘束名簿式比例代表制。任期は5年で、解散はなし。立法権と施政方針決定権などの行政権大綱を握っている。最高執政評議会員を選挙するほか、最高執政官就任同意権、連邦主席弾劾権など権力は強大。総議員の5分の1の要請・賛同によって、一度決議された議案の再審議が行われる。

連邦の立法府(上院)。最高執政評議会が策定する予算案に対する拒否権、共和国等の地方行政指針に対する拒否権を有する。公職を経験した核心市民及び核心市民の核心で構成されており、定数はなく、任期は終身。

建国以来、非常時大権により東ローマ暫定革命政府が全権を掌握してきたが、1983年2月に選挙が行われた。

東ローマの政党は共和派(人民共和派と貴族共和派)、帝政派に大別される。

議会に議席を有する政党の詳細は以下の通り。

会派名
会派名	略称	代表者氏名	代表者出身地域	連邦議会議席数	イデオロギー	備考
東ローマ人民同盟	PA-ÖR	ソフィア・パレオロゴス	ヘレネス共和国比例区	770	人民共和派、社会主義	複数の政党連合による統一会派
東ローマ人民同盟
党名	略称	代表者氏名	会派名	連邦議会議席数	イデオロギー	備考
ヘレネス革命派	HR	ソフィア・パレオロゴス	東ローマ人民同盟	120	人民民主主義、共和派	ヘレネス共産党、人民民主同盟、ギリシャ民主党の政党連合
人民民主党	VDP	セーフィク・ヒュスヌ	東ローマ人民同盟	150	人民共和派	アナトリア共産党、人民民主党、共和人民党の政党連合
国家革新同盟	SRA	ウラジーミル・プレハーノフ	東ローマ人民同盟	300	人民共和派	急進左翼党などの政党連合
ハヤスタン人民戦線	HVF	アナスタス・ミコヤン	東ローマ人民同盟	30	人民共和派	アルメニア共産党などの政党連合
アルバニア人民同盟	AVA	リリ・ベリショヴァ	東ローマ人民同盟	20	人民共和派	アルバニア共産党、社会民主党の政党連合
祖国民主同盟	VDA	ミロヴァン・ジラス	東ローマ人民同盟	30	人民共和派	ユーゴスラヴィア共産主義者同盟などの政党連合
ロジャヴァ民主同盟	RDA	ザリーナ・ムゴヤン	東ローマ人民同盟	20	人民共和派	クルド民主統一党、クルディスタン労働者党などの政党連合

ユーラフリカ連邦の方針に準ずる。