チハの架空国家2(再建)

1976年イタリア革命によって成立。
1980年1月17日、ユーラフリカ連邦の自治領となる。

政体は人民共和制。ドイツ語で「レーテ」と呼称される直接民主型の議会を基盤とし、労働者の利害を追求しながら社会を発展させる、人民社会主義を国の基礎に位置付けている。
元首は自治領主席で、人民の直接選挙によって選ばれる。行政府として中央執行評議会があるが、あくまで純粋な執行機関であり、立法や方針決定権としての行政権は人民議会が握っている。

自治領主席は自治領の元首で、人民の直接選挙によって選出される。任期は3年で5選禁止。中央執行評議会議長を兼務する。中央執行評議会評議員の任命を拒否する権限があり、拒否した場合は人民議会議員の中から新たな人物を任命する権限がある。
主席としての職務は儀礼的なものが中心で、大使の信任や外国公使の信任状受け取り、人民議会の決定による恩赦の発令や憲法の公布など。
人民議会から弾劾された場合、21日以内に辞職しなければならず、辞職すれば再選挙に出馬できるが辞職しなければ失職となり、以後の主席選挙には絶対に出馬できない。

共和国の行政府。人民議会で決定された施政方針に忠実に従い、細部の調整のみを取り仕切り、行政を執り行う。
中央執行評議会議長は他国の首相や人民委員会議長に相当し、自治領主席が兼務する。閣僚たる中央執行評議会評議員は人民議会議員から選挙されるが、自治領主席の同意がなければ就任できない。人民議会で評議員不信任が決議された場合、当該評議員は辞職しなければならない。

自治領の立法府で国権の最高機関。厳正拘束名簿式比例代表制で選出される。人民議会議員は重要事案を議決する際、選出選挙区の全人民の同意がないと方針を決められない。任期は3年で、解散はなし。立法権と施政方針決定権などの行政権大綱を握っている。中央執行評議会評議員を選挙するほか、中央執行評議会議長就任同意権、自治領主席弾劾権など権力は強大。総議員の5分の1の要請・賛同によって、一度決議された議案の再審議が行われる。

現在は非常時につき下ナイル人民戦線が全権を掌握している。

下ナイルの政党は、「労働者階級を代表する公認政党」のみ存在している。政党の権限はあまり強くなく、選出基盤の人民の意見が重視されている。

公認政党の詳細は以下の通り。

党名	略称	代表者氏名	議席数	イデオロギー	備考
下ナイル人民戦線	UNPDA	アンリ・キュリエル	650	人民民主主義、共和派	4党の統一戦線

ユーラフリカ連邦の方針に準ずる。